伊東 侑星さん
県立横浜氷取沢高校
作業療法士は患者様の状態はもちろん、性格やクセ、生活環境など、さまざまなことを考慮しながら、その方に適したリハビリを行うことが求められます。本学科では、そのために必要な「豊かな発想力」を身につけられるように指導を行っています。さらに、近年ニーズが高まっている訪問リハビリや地域医療・福祉に対応するための科目も、カリキュラムに盛り込んでいます。この学校で、患者様から「出会えてよかった」と感謝されるセラピストをめざしてみませんか。
模擬的に臨床場面の演習をおこない、作業療法士としての倫理感や基礎的態度を身につけます。患者様の抱える課題を理解し、援助のプロセスを経験することができます。
障がいをもつ子どもの病気の理解やリハビリを学ぶ授業。非接触でのデジタル教材(オミビスタ)を使って、聴覚や視覚の遊びの提案なども行います。
患者様のリハビリを目的としたレクリエーションを計画~実行まで行う授業。グループで計画したレクリエーションを実践することで、実施前後の患者様の表情やコミュニケーションなどの変化に気付く力を養います。
患者様の使用する道具や生活環境へのアプローチについて学ぶ授業。多様性や個別性を重視し、すべての人が便利で使いやすい道具を作業療法士の視点で考えていきます。
患者様の趣味や好きなことを活かしたリハビリを提案するのも作業療法士の大切な視点。ものづくりや、デジタル機材(オミビスタ)・家庭用ゲーム機などを使用したゲームを楽しみながら、必要な手順や動作を理解しリハビリに取り入れる能力を養います。
一般的なカウンセリングの理論を学ぶのはもちろん、ロールプレイングなどを通して、「傾聴力」などの実践的な技術も身につけます。身近な題材を盛り込み、楽しみながら学びます。
WFOT(世界作業療法士連盟)とは、作業療法の普及と発展、推進を目的とする国際的な団体です。横リハはWFOTの認定校。卒業後は国際的基準を満たした作業療法士として認められます。また、卒業と同時に海外の作業療法士資格の受験資格を得られるため、卒業後に海外で働きたいと考えた場合も、現地の養成校に通い直す必要がないという利点があります。
福祉先進国の現状を見てみたいという思いから、2ヶ月間デンマークのロスキレの海外研修に参加しました。現地では、最先端の医療・福祉・地域施設のシステム・設備の見学や、高齢者・障がい者施設で作業療法士アシスタントとして実習を行いました。日本よりはるかに進んでいる医療・福祉制度や、作業療法士の生活密着度の違いに当時は驚くことばかり!最先端の現場で学びや気づきを得たことで、患者様への対応も変わりました。帰国後に、海外の現状を学生にも伝えることができたので、非常に良い経験となりました。
私に続き、平原さんのように後輩たちも海外で活躍しています。皆さんも横リハから海外へ羽ばたいてみませんか?
作業療法学科 学科長
水島 眞由美
岩崎学園の専門学校7校同時開催の学園祭やイベントが盛りだくさん。授業外でも充実したキャンパスライフを送ることができます。
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